2011年 8月17日No,G110804
その他

計量精度 供給側

計量式の供給機や充填機の場合、必要条件になってくる「精度」の問題。
今回は供給機側が与える影響について書いてみました。

スクリュー供給機の場合

2連ホッパーフィーダー計量装置
大・小のスクリューが付いた「2連ホッパーフィーダー計量装置」THF-Aシリーズ
小さい径のスクリューは吐出量が小さいので能力は小さくなりますが、1回転の吐出量が少ないのと断面積が小さいのでスクリューを止めたときに スクリュー先端の原料の落ち着きが速く落ち着くまでに落下する量が少ないので精度は良くなります。
しかし、大きい径のスクリューは能力は大きくなるものの、1回転の吐出量が多くなり断面積が大きいのでスクリューを止めたときにスクリュー先端の 原料の落ち着きが遅く落ち着くまでに落下する量が多くなるのでその分精度は悪くなります。
スクリュー径を決める際には能力と精度のバランスが必要です。

能力と精度のバランスを考えて作られたのが、2連ホッパーフィーダー計量装置です。
大・小のスクリューを搭載しているので、多い能力と高精度を実現できます。

液体充填機の場合

AWFS-20充填機
2段ノズルを搭載した「20L液体充填機」AWFS-20
弊社の液体充填機では「ノズルの開度」または「ノズルの開度+インバーターによるポンプ出力の制御」の2パターンによって充填量制御をしています。

ノズルの開度のみの制御

貯蔵タンクから充填機へ高低差(自由落下)を利用して液体を供給する場合にこの制御を行います。
ノズルの開度が「中開」「開」の2段あるため、2段充填ノズルともいっています。
中開の開き具合はダイヤルで変更することができます。(シリンダーに搭載)

ノズルの開度+インバーターによるポンプ出力の制御

貯蔵タンクが充填機のノズルより低い位置にある場合や粘度のある液体の場合だと、高低を利用した供給方法は不可能です。
その場合は、貯蔵タンクにポンプをつないで充填機へ液体を供給していただくことになります。
そこで、ポンプの供給能力を調整して充填定量前の「少量充填」を実現させたのが「インバーターによるポンプ出力の制御」です。
ノズルは、「2段充填ノズル」または、ノズルが開閉するだけの「1段ノズル」を使用します。

充填機側の精度は、「中開」状態から「全閉」にしたときの落差が影響します。
「中開」状態でのノズルへの液体の流量(供給圧)が安定していない(変化してしまう)と、再現性が失われ計量の度にバラつきが出て精度が悪くなります。
貯蔵タンクとの高低差を利用した充填機の場合、貯蔵タンク満タンのときと減ったときでは落差が変わります。
普通は一気に減ることはないので、徐々に変化していきます。
その変化を補正するのが「落差補正機能」です。
お問い合わせはこちら
電話082−927−1221
FAX082−927−1222

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